頭痛でお悩みの方へ
慢性的に起こる頭痛の代表的なものといえば、「片頭痛」が挙げられるでしょう。
頭痛があると片頭痛だと考える方も多いかもしれませんが、慢性頭痛は片頭痛だけではありません。
「緊張型頭痛」や「群発頭痛」と呼ばれる頭痛も存在します。
それぞれ頭痛が起こるメカニズムや原因が異なるため、症状を緩和するための対処法も違います。
自分の頭痛タイプを知り、適切な対処で頭痛の緩和を目指しましょう。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 肩こりが悪化すると頭痛が起こる
- 頭痛薬がないと不安だ
- ズキズキと頭が痛むことがある
- 頭痛がひどく、家事ができない
- 頭痛のせいで吐き気がする
- 目の奥が痛んで眠れない
頭痛とは?
頭痛の症状と原因
頭痛になってしまうおもなケース
頭痛には、「慢性頭痛(一次性頭痛)」と「二次性頭痛」の2種類があります。
まずは慢性頭痛と二次性頭痛の違いから知っていきましょう。
●慢性頭痛(一次性頭痛)
慢性頭痛は「一次性頭痛」とも呼ばれ、一般的な頭痛はこちらに分類されます。
医療機関で検査してもとくに異常が見つからず、原因を明確にできない頭痛を指します。
慢性頭痛には、「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3種類があります。
●二次性頭痛
病気やケガが原因で発生する頭痛のため、慢性頭痛とは違い、医療機関の検査で原因を明確にできます。
頭部や血管に何らかの異常が生じていることで頭痛が発生します。
突然激しい痛みが生じることが特徴で、命の危険をともなう恐れがあります。
そのため、早急に医療機関で検査する必要があります。
頭痛のおもな症状と原因
慢性頭痛である「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」それぞれの特徴や原因、症状について紹介します。
●緊張型頭痛
・特徴
慢性頭痛の中でも発生頻度の高い頭痛です。
年齢や性別に関係なく発生します。
・原因
血行不良によって老廃物が蓄積されることで炎症が起こりやすくなり、緊張型頭痛が生じると考えられています。
血行不良が起こる原因は、心身のストレスが挙げられます。
心のストレスは自律神経を乱し、身体へのストレス(負荷)は筋緊張を招きます。
・症状
頭が締めつけられるように痛みます。
肩こりや眼精疲労などをともなうことがあります。
●片頭痛
・特徴
中高年の女性に発症することが多い頭痛です。
緊張型頭痛に続いて発生頻度が高いといえます。
・原因
血管が急に拡張し、知覚神経である三叉神経が刺激されることにより片頭痛が生じます。
環境の変化によるストレスを感じたり、女性ホルモンの乱れが生じたりすると、セロトニンが過剰分泌されます。
セロトニンは脳の血管を収縮させた後に拡張を引き起こすため、片頭痛が起こると考えられています。
また、ポリフェノールを多く含む食品は血管の拡張を引き起こすとされているため、片頭痛の引き金になることがあります。
・症状
こめかみ辺りにズキズキした痛みが生じます。
動くことで悪化し、めまいや吐き気をともなうことがあります。
片側だけではなく、両側のこめかみに痛みがみられることもあります。
●群発頭痛
・特徴
働き盛りの年代の男性に発症が多い頭痛ですが、発生頻度は低いとされています。
・原因
原因は明確になっていませんが、視床下部に炎症が起こっていると考えられています。
お酒の飲みすぎや喫煙など血管の拡張する行動が、痛みを悪化させる要因になります。
また、生活リズムの乱れも自律神経のバランスを崩し、痛みを悪化させます。
・症状
目の奥に激しい痛みを覚えます。
夜中から朝方にかけて発生することが多く、周期的に発症します。
類似症状のある隠れた病気
病気やケガが原因となって頭痛が生じているケースもあります。
●くも膜下出血
脳の動脈瘤が突然破裂することで起こる病気です。
殴られたような激しい痛みが突然起こり、嘔吐や意識障害をともなうことも少なくありません。
手足の麻痺や言語障害が生じることもあります。
●脳腫瘍
頭蓋骨内に生じた腫瘍が大きくなれば、頭痛を引き起こすことがあります。
寝起きに痛みが起こりやすく、徐々に痛みが悪化します。
●むちうち
交通事故やスポーツが原因で起こる首のケガです。
首まわりには多くの神経が集まっており、自律神経が損傷すると自律神経のバランスが崩れます。
そうすると、首の痛みだけではなく、頭痛などの症状が現れることがあります。
頭痛の施術法と
代表的な施術期間・施術過程
頭痛のおもな施術法
当院では、施術の前にカウンセリングを行います。
カウンセリングを丁寧に行うことで、頭痛を引き起こしている原因を正しく把握し、施術の効果を高めていきます。
カウンセリング後に行われる施術方法は、次の通りです。
●頚椎(首)の可動域・動作チェック
頸椎(首)の可動域を確認します。
可動域が狭まっている場合は頚椎から肩の筋緊張が生じており、そこから緊張型頭痛が発生していることが予想されます。
●ゼロ整体・トムソンベッド・鍼灸
当院では、トムソンベッドの施術を行ってからゼロ整体の施術を行います。
そして、必要に応じて鍼灸の施術を行うという流れです。
・トムソンベッド
矯正専用ベッドで身体のゆがみを整えていきます。
患者様の体重を利用して施術するため、身体への負担が少ないことが特徴です。
施術の痛みをほとんど感じることなく、リラックスして施術が受けられます。
・ゼロ整体
身体にかかっている過剰な負荷をゼロにするために、身体を整えていく施術です。
患部やその周辺、または全身をみて必要に応じて手技でアプローチしていきます。
・鍼灸
鍼やお灸でツボに刺激を与え、気血の流れを促していきます。
気血の滞りが改善されることで、頭痛をはじめとしたさまざまな不調の緩和・改善が期待できます。
●ハイボルト
呼吸器官系が弱い患者様の場合、トムソンベッドやゼロ整体は身体にかかる負担が大きい可能性があります。
その場合には、ハイボルトで筋緊張をほぐして血流を促す施術を行います。
また、ハイボルトは神経の興奮を抑える作用があるため、片頭痛の緩和も期待できます。
●立体動体波
片頭痛の患者様の場合、ハイボルトで痛みを緩和した後に立体動体波で施術を行います。
立体動体波は手技では届かない身体の深部の神経や血管にアプローチでき、痛みを除去していきます。
頭痛の代表的な施術期間・施術過程
頭痛の場合の施術期間と施術過程の例をご紹介しています。
●施術期間
個人差はありますが、基本的には3か月ほどが目安になります。
症状の緩和だけではなく、体質改善まで行っていきます。
●施術過程
・片頭痛の場合
ハイボルトなどで神経の興奮を抑え、まずは痛みの除去から行います。
そして、心身のストレスを和らげるための呼吸方法などをアドバイスし、日常から片頭痛の予防ができるようにサポートします。
・緊張型頭痛の場合
まずは筋緊張をほぐし、血流を促します。
筋緊張が和らげば症状が緩和されます。
その後、身体のゆがみの改善や、身体にかかっている負荷をゼロにするための施術を行います。
身体のゆがみや負荷が軽減されると、緊張型頭痛が起こりにくくなります。
また、不良姿勢など日常生活における緊張型頭痛の要因の改善に関するアドバイスも行っていきます。
頭痛になってしまった際の
注意点と対処法
片頭痛や緊張型頭痛は日常のケアで症状の緩和が期待できます。
群発頭痛は専門の医療機関へご相談ください。
●片頭痛の場合
・刺激を減らす
身体への刺激は、片頭痛を悪化させる原因です。
光や音、臭いなど身体に刺激になるものは避け、安静にしましょう。
暗くて静かな部屋でゆっくり休むようにしましょう。
・頭痛薬の服用
片頭痛は時間経過とともに徐々に悪化することもあるため、痛みが強い場合は頭痛薬を服用しましょう。
・胸郭をストレッチで広げる
胸郭を広げることで深く呼吸ができ、自律神経が整うことで片頭痛の緩和が期待できます。
ストレッチで胸郭を広げましょう。
ストレッチポールを使用すれば、胸郭を広げやすいです。
ストレッチポールがない場合は、椅子に座って頭の後ろで手を組み、胸を後ろへ反らすことでストレッチできます。
●緊張型頭痛の場合
・マッサージやストレッチをする
筋緊張が和らぐことで、血流が促されて頭痛の緩和が期待できます。
マッサージやストレッチで肩や首まわりの柔軟性を高めましょう。
・首まわりを温める
温めたタオルなどで首まわりを温めると、筋緊張の緩和や血流促進により頭痛の緩和が期待できます。
・胸郭をストレッチで広げる
胸郭を広げれば、肩甲骨など肩まわりの筋肉も緊張が緩和されやすくなり、緊張型頭痛の緩和につながります。
片頭痛の対処法で紹介している方法でストレッチをしてください。
頭痛の予防法と身体のケア方法
慢性頭痛が起こらないように日頃から予防を心がけ、頭痛が起こりにくい体質になるように改善を目指しましょう。
●片頭痛の場合
・頭痛記録をつける
片頭痛の場合、頭痛が発生した状況の記録をつけましょう。
どのようなことが引き金で片頭痛が起こるのか、自分で把握できるようになります。
・適度な睡眠をとる
寝不足や寝すぎは、片頭痛を引き起こしやすくなります。
日頃から適度な睡眠時間を確保するようにしましょう。
6〜8時間ほどが適度な睡眠時間になります。
・特定の食べ物は避ける
ポリフェノールを多く含む食品は、血流を促すため片頭痛の引き金になりやすいとされています。
ワインやチョコレート、チーズの摂取しすぎは避けるようにしましょう。
●緊張型頭痛の場合
・正しい姿勢を意識する
姿勢が悪いと首や肩まわりの筋緊張が生じ、頭痛を引き起こしやすくなります。
日頃から正しい姿勢の維持を意識しましょう。
・肩甲骨のストレッチする
肩甲骨が硬くなると血流が悪くなり、緊張型頭痛が起こる原因になってしまいます。
腕を曲げて肩くらいの高さに挙げ、肩甲骨を寄せるようにしてストレッチをしましょう。
・適度な運動をする
適度な運動で筋肉を動かすことによって、血流が促されて緊張型頭痛の予防になります。
適度な運動には、ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動がおすすめです。
・水分補給
体内の水分が不足すれば血液循環が悪くなるため、緊張型頭痛も起こりやすくなるといわれています。
日頃からこまめに水分補給を心がけることが緊張型頭痛の予防にもつながります。
頭痛に関するQ&A
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緊張型頭痛と片頭痛を見極める方法が知りたいです。
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緊張型頭痛は締めつけるような痛みで、片頭痛はズキズキとした痛みになります。
光や音などの刺激や、動くことで痛みが悪化する場合は片頭痛になります。
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片頭痛が起こる前に予兆が現れることはありますか?
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キラキラした光(閃輝暗点)が見えるようになることがあります。
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緊張型頭痛はどんな人が起こりやすいですか?
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肩こりがある方、姿勢が悪い方、運動不足の方などに起こりやすいといわれています。
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デスクワークをしていると頭痛が起こりやすいのはどうしてですか?
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デスクワークをしていると首が前に倒れて首や肩の筋緊張が起こり、血流が悪くなることで緊張型頭痛が起こりやすくなります。
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天気が悪い日に頭痛が起こりやすいのなぜですか?
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天気が悪い日には気圧が低いため、身体にかかる気圧が減少して血管が拡張されることで片頭痛が起こります。
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頭痛の施術は保険適用されますか?
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頭痛の施術は自由施術になるため、保険適用の対象外です。
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頭痛の痛みが激しいときはどうすればいいですか?
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二次性頭痛や群発頭痛の可能性があるため、医療機関で検査を受けるようにしてください。
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長年頭痛に悩まされていますが、改善されますか?
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改善されるまでしっかり通院を継続し、日常生活でも予防を心がけていれば改善が期待できます。
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男性でも片頭痛が起こることはありますか?
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片頭痛は女性に発症することが多いですが、男性にも発症することはあります。
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肩こりがひどい日に頭痛が起こりやすいのですが、どうすればいいですか?
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肩まわりのマッサージやストレッチで筋緊張を和らげることや、入浴して血流を促しましょう。
著者 Writer
- 伊折祐樹
- 生年月日:9月7日
血液型:B型
出身:広島県三次市
趣味:スイーツ巡り、サッカー
得意な施術:腰痛、肩、産後骨盤矯正
ご来院される方へ一言:痛みをなくすだけではなく、今後の後悔しない人生のためのお手伝いをさせていただきます。
座右の銘:守破離
施術家としての思い・ポリシー:今まで悩んでいた腰痛、肩こりを解消できるように全力でサポートさせていただきます!
資格:鍼灸師、あん摩・マッサージ・指圧師
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